機能の概要
@utobahnでSMTPリレーを実施する際に必要な認証キーを生成する機能です。
発行したSMTP認証キーを利用することで、SMTP通信経由で受け取ったメールを外部に送信することができます。
通信はSTARTTLSで暗号化され、AUTH-PLAINによって認証が行われます。
操作説明
SMTP認証キーを作成する
- サイドメニューの「SMTP認証キー管理」をクリックします。
- 「SMTP認証キー生成」ボタンを押します。
- 「ユーザー名」と「部分一致文字列」を入力し、「生成」ボタンを押します。
- 「SMTP認証キーをクリップボードにコピー」ボタンを押し、認証キーをメモ帳等にペーストして保存します。
※ウィンドウを閉じてしまうと、参照することができなくなりますのでご注意ください。 - 「SMTP認証キーを保存済み」に☑を入れます。
- 最後に、「戻る」ボタンを押すことで完了です。
※部分一致文字列とは
@utobahnが受け取るメールのエンベロープFROMが本項目の文字列と部分一致した場合、エンベロープFROMを@utobahnシステム由来のものに書き換えてメールを送信するための設定です。
この場合、バウンスメールは@utobahnシステムが受信します。
一致しない場合や、空欄の場合は送信されるメールのエンベロープFROMはお客様が指定されたままの内容となるため、お客様自身でバウンスメール受信システムをご用意いただく必要がございます。
全てのメールのエンベロープFROMを書き換えたい場合は、「@」のみをご指定下さい。
設定はSMTP認証キーごとに保持されます。
SMTP認証キーを編集する
- サイドメニューの「SMTP認証キー管理」をクリックします。
- 編集するSMTP認証キーの「編集(鉛筆マーク)」をクリックします。
- 「ユーザ名」と「部分一致文字列」、「状態」を修正後、修正した「ユーザ名」と「部分一致文字列」、「状態」が正しいことを確認し、「確認」ボタンを押します。
- 最後に、「送信」ボタンを押すことで完了です。
SMTP認証キーを削除する
- サイドメニューの「SMTP認証キー管理」をクリックします。
- 削除するSMTP認証キーの「削除(ゴミ箱マーク)」をクリックします。
- 削除対象の「SMTP認証キー」が誤りでないことを確認し、「ID: *を削除する」に☑を入れます。
- 最後に、「削除」ボタンを押すことで完了です。
入力項目の制限
ユーザ名(必須項目)
- 制約
- 全文字種登録可能
- 256文字以下
- 登録済みの「ユーザ名」との重複不可
状態(必須項目)
- 制約
- 無効、または有効が選択されていること
※無効が設定されている認証キーを使用した場合には、クライアントからのリクエストを拒否します。
- 無効、または有効が選択されていること
部分一致文字列
- 制約
- 全文字種登録可能
- 256文字以下
その他
- SMTP認証キー登録数
- 制約
- 10個以下
- 制約