機能の概要
IPアドレスの管理と、メール送信エラー発生時の設定をする機能です。
操作説明
アクセスを許容するIPアドレスを設定する
- サイドメニューの「環境設定」をクリックします。
- 「アクセス制限」をクリックし、制限をかける機能の「設定変更」ボタンをクリックします。
対象は次の通りです。- API
- ダッシュボード
※ログインユーザーにIPアドレスを含めずに設定してしまうと、以降の操作が出来なくなってしまいますのでご注意ください。 - SMTP
- アクセスを許可するIPアドレスを入力し、「設定」ボタンをクリックすることで完了です。
メール送信エラー発生時の再送試行回数を設定する
一時的なメール送信エラーが発生した際に、Autobahn MTAは一定回数メールの再送試行を行います。
メール送信エラーは次のような現象が起きた際に発生します。
- メール送信先のメールサーバーが、メール送信先のメールサーバーが、再送を指定するレスポンスを返した場合
- メール送信中に接続が切断されるなど、何らかの理由で送信先メールサーバーに接続できなかった場合
デフォルト値の場合は、最大である20回の再送を約1週間かけて行います。
再送回数が、設定した回数に達したメールはバウンス扱いとなります。
明確な意図が無い場合には、デフォルト値(20回)で運用することを推奨いたします。
設定方法は次の通りです。
- サイドメニューの「環境設定」をクリックします。
- 「メール配信設定」をクリックします。
- 「変更」ボタンをクリックします。
- 再送上限回数を入力し、「確定」ボタンをクリックすることで完了です。
再送間隔目安表
再送回数 | 初回メール送信からの経過時間 |
1回目 | 1分 |
2回目 | 5分 |
3回目 | 10分 |
4回目 | 20分 |
5回目 | 30分 |
6回目 | 1時間 |
7回目 | 2時間 |
8回目 |
3時間
|
9回目 | 4時間 |
10回目 | 5時間 |
11回目 | 6時間 |
12回目 | 12時間 |
13回目 | 18時間 |
14回目 | 1日 |
15回目 | 2日 |
16回目 | 3日 |
17回目 | 4日 |
18回目 | 5日 |
19回目 | 6日 |
20回目 | 7日 |
※「環境設定 > 固定IPアドレス設定確認」メニューは、通常操作することができません。
Autobahn MTAを経由したメールがスパム判定を受けてしまった場合に、同じ宛先に対してAutobahn MTA上の他の環境でもメールが送信できなくなってしまう等の影響が無いよう弊社で実装している機能です。
固定IPアドレスにつきましては、デフォルトで設定されておりますのでご安心ください。
入力項目の制限
IPアドレス
- 制約
- 単一または範囲指定されていること
- IPアドレス形式であること
- 10.x.x.x(10.0.0.0-10.255.255.255)の範囲内
再送回数上限(必須項目)
- 制約
- 0以上
- 20以下