概要
SMTP通信経由でautobahn MTAが受け取ったメールを外部に送信します。
APIもしくは管理画面で発行したSMTP認証キーを利用し、AUTH-PLAINによる認証を行います。
この認証を省略することはできません。
通信暗号化はSTARTTLSでされ、平文での通信は対応しておりません。
利用方法
SMTP通信は、デフォルトでは許可されていないため事前に使用申請をする必要があります。
使用する前には、APIもしくは管理画面でSMTP認証キーを発行してください。
認証キー(パスワードに相当)は、発行時しか表示されず同じものを再発行することはできません。
APIおよび管理画面で、通信元のIPアドレス制限を設定することもできます。
SMTP接続情報
| サーバ名 | smtp.autobahn.email ※ |
|---|---|
| ポート番号 | 25 / 587 |
| ユーザ名 | (発行時に設定したユーザ名) |
| パスワード | (システムから発行された認証キー) 文字数: 48文字以上 文字種: 半角英数字、半角ハイフン(-)、半角アンダーバー(_)、英字は大文字小文字両方 |
※ IPアドレスの変更、一時的なメンテナンスによるIPアドレス単位での受付停止等の可能性があるため、IP アドレスを直接指定することは推奨しません。
※ トライアル環境の場合、smtp-demo.autobahn.email を利用すること。
SPFレコードの設定
autobahn MTAを利用するにあたり、SPFレコードの設定を強く推奨します。
FROMアドレスのドメインについて、_spf.autobahn.emailをSPFレコードに設定しておくことで対応することができます(推奨)。
割り当てられた送信元IPアドレスの範囲に限定したい場合、管理画面の固定IPアドレス設定確認画面で確認できるSPFレコードを設定してください。
エンベロープ FROM について
メールバウンスが発生した際、バウンスメールがエンベロープFROM宛に送信されます。
エンベロープFROMをautobahn MTA由来のものとすることで、バウンスメールの受け取りをautobahn MTAに委ねることができます。
エンベロープFROMを切り替えることで、特定のメールに関してはバウンスメールを別途用意したシステムで受信するということもできます。
SMTP認証キーごとに設定された置換パターンの文字列を設定できます。
autobahn MTAが受け取ったエンベロープFROMに置換パターンの文字列が含まれている場合、autobahn MTA側でエンベロープFROMをautobahn MTA由来のものに書き換える処理を行います。
全てのメールのエンベロープFROMをautobahn MTA由来のものにしたい場合は、置換パターンに@を設定することを推奨します。
DKIM 署名について
APIおよび管理画面で設定したDKIMの設定を使用できます。
セレクターを指定することはできず、常にデフォルトセレクターが使用されます。
メールヘッダーにDKIM-Signatureフィールド(大文字小文字問わず)をもつヘッダーが含まれていた場合、署名済みと判定して、autobahn MTA側ではDKIM署名を行いません。
autobahn MTA側では、リレー前から付与されているDKIM署名の正当性は判断しません。
扱えるメールについて
本機能で扱うことができるメールは、下記の条件を満たすものに限定されます。
条件を満たさないメールは、autobahn MTAでは受け付けず、エラーを返します。
- エンベロープFROMが指定されていること
- 詳細
- バウンスメール(一般的にはエンベロープFROMが指定されない)を扱うことはできません
- 違反した場合は、「550 Syntax Error」を返します
- 詳細
- ヘッダーFROMが指定されていること
- 詳細
- メールアドレスとして正しい形式で入力する必要があります
- ヘッダーFROMを指定せず、ボディパートに移ろうとした際もエラーとなります
- 違反した場合は、「500 Valid Header From Required」を返します
購読解除リンクについて
List-UnsubscribeおよびList-Unsubscribe-Postヘッダを付与することで、RFC8058の要件である「The List-Unsubscribe and List-Unsubscribe-Post headers MUST be covered by the signature and included in the "h=" tag of a valid DKIM-Signature header field.」をクリアしたメールを送信できます。
制限
API経由のメールと異なり、開封/クリックトラッキング機能を利用することはできません。
また、batch_idやlabelも指定することができません(未指定扱いとなる)。
1回のSMTPコネクションにつき、100メッセージまで送信できます。
1行につき、改行コードを含めて1000バイトが容量の上限です。
1時間あたり、10000件のメール登録を許容します。
1ホストあたり、10コネクションまでのオープンを許容します。
1ホストあたり、10コネクションまでのオープンを許容します。
※配信におけるバウンス率(配信したメールの内、到達しないもしくはエラーとなるメールアドレス宛てのメールが含まれる割合)が高い場合、一時的にメールの配信スピードが遅くなることがあります。
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